ローバンドは北の窓から振り出す4.5mの超短縮アンテナを使っているが
北に出すので 東と西は良いが北はほぼダメと建物の反対側になる南は
さっぱり飛ばない

MTU(手動アンテナチューナー）で 1.8-1.9, 3.5-3.8, 7.0-7.2, 10 MHｚへ
出れるが　周波数変更するにそれなりに調整の手間が掛かる

この際ロングワイヤーを1本張って　ATUを使ってみることにした

各メーカーのATUを調べたところ　1.8から使用できて短いアンテナで
チューニング範囲が広い SGC社のSG-230が良さそう
１、1.8MHzは長さ6.9m～、3.5MHzは2.4m～の短いアンテナで出られる
２、オプションのコントローラーで ロック、リセット、チューニング中
　　のLED指示 などあって便利
３、メーカー問わずどこの無線機でもOK
４．150W PEP(CQ誌の広告では200W PEP)

ヤフオクにSG-230がコントローラ付きで出たので落札して、早速
LW+ATUの設置に掛かった

LWのアンテナは北窓の手すりから横に1m、釣り竿で垂直に4m
伸ばして屋上のアンテナまで水平に10m張ってみた。
水平10m＋垂直4m+引き込み線1m = 全長15m

ATUは手すりの内側に取り付けた

これは楽ちん！
初回チューニングは2秒、不揮発性メモリーに記憶されるので ２回目から
は瞬時（ 0.1秒）でチューニングされる
（2回目以降カチカチ言わないので何度もリセット、セットした）

チェックの結果　全バンドでSWR1.1-1.5以下にマッチングされた

横に振り出すアンテナは目につくので　主に夜間の使用で昼は遠慮して
していたが　LWは垂直の釣り竿しか見えないのでいつでも使えるように
なった

この組み合わせで期待したいのは160m/1.9MHz帯。
昨日 VR2KW 香港とQSOできたのでまあまあ
張った方向が北東ー南西なんで NA方面(北東と南西）が弱い

SG-230の耐入力を調べたら 150PEP、CWは80Wだった。

各メーカーのMTUの規格を調べたら　200WPEPの場合 CWは100W,
1.9MHzは100WPEPとでている。
と言う事は　1.9のFT8は30-40Wのようだ

使用中のMTU CNW-419 は200WCWだが　英文の取説には
200WCW on 3.5-30MHz, 100WCW on 1.8-30MHz と書いてあった

ATUは使い勝手が良いので通常のQSOで使って、珍局対応用に
1.8のFT8で連続200Wで使えるMTUを探してみたい